平成22年度「日本防災士会総会」  in兵庫

  さる6月22日、兵庫県神戸市兵庫県民会館において、日本防災士会の総会が開催されました。
総会には、奈良県支部から木本支部長をはじめ、12名が参加しました(事務局調べ)。
総会では、元兵庫県知事の貝原俊民氏(現ひょうご震災21世紀研究機構理事長)、兵庫県副知事の吉本知之氏、日本防災士機構の宮川理事長からご祝辞を賜り、出席状況の報告(出席者113名、委任状2,083名)を受け、議事の協議に入りました。

議案審議では、1号議案「21年度事業経過」、2号議案「21年度収支決算報告及び監査」、3号議案「日本防災士会の法人化」、4号議案「22年度事業計画」、5号議案「22年度収支予算」の全ての案件は、賛成多数で承認されました。

総会の質疑では、奈良県支部を代表して木本支部長から、3号議案の「法人化に伴い、これまでの防災士資格取得者だけでなく非資格者も支部加入ができるが、混乱や不合理が発生するのでは?」、また、「法人化に伴い、本部役員の選出基準を明確化されるべきでは?」の質問を行い、総会参加者の賛同を得ました。
本部からは、「当然、そのような心配はある・・・・ただ、NPO化の申請所轄である東京都の指導があるので・・・。」「役員選考については、今後、ご意見を頂いたことを十分反映するように努めたい・・・」
という、趣旨の回答がありました。

総会終了後は、第二部として、人と防災未来センター長・関西大学教授 河田先生から「地域防災力の向上と防災士の使命」と題して約1時間記念講演を受け、参加者一同、防災士としての使命を新たにしました。