地区防災計画アンケート結果
12月18日の奈良県防災士会スキルアップ研修会に参加頂いた方に、地区防災計画実施アンケートをお願いしました。集計結果をアップします。
日本防災士会(本部)では地区防災計画推進委員会を設けて重点的に地区防災計画に取り組んでいます。地区防災計画の取り組みの主体は、地区の特性をよく知る住民の皆様であり、防災士は計画づくりや各種訓練をお手伝いする役割を担っています。
奈良県でも防災士の皆様の地区で取り組まれている情報をお知らせいただければ幸いです。
12月18日の奈良県防災士会スキルアップ研修会に参加頂いた方に、地区防災計画実施アンケートをお願いしました。集計結果をアップします。
日本防災士会(本部)では地区防災計画推進委員会を設けて重点的に地区防災計画に取り組んでいます。地区防災計画の取り組みの主体は、地区の特性をよく知る住民の皆様であり、防災士は計画づくりや各種訓練をお手伝いする役割を担っています。
奈良県でも防災士の皆様の地区で取り組まれている情報をお知らせいただければ幸いです。
奈良県外国人支援センター主催の「災害時通訳・翻訳ボランティア
講師に兵庫県立大学の木村玲欧教授(専門分野:防災心理学・防災
【日時】令和5年1月7日(土)13:30〜16:30
【場所】橿原市コンベンションルーム(ミグランス 橿原市役所分庁舎4階、近鉄八木駅徒歩3分)
【講師】兵庫県立大学環境人間学部 木村 玲欧 教授(専門分野:防災心理学・防災教育学)
【テーマ】災害時の人間心理・行動とその支援を考える
【対象】本テーマに関心のある方
【申込方法】メールに必要事項を記入して「奈良県外国人支援セン
【締切】令和5年1月4日(水)
【参加費用】無料
参加をご希望の方は、メールタイトルに「研修参加希望」とご記入
メール本文に
1)氏名
2)連絡先(住所、日中連絡のできる電話番号、E-mailアド
3)所属(団体・学校等)を明記して、「奈良県外国人支援センター」(E-mail : nara-icsc@office.pref.nara.lg.
研修では講演のほかに災害時の通訳・翻訳に役立つ演習も行います
講演及び実習はすべて日本語で行われます。
会員の皆様におかれましては、ご多忙中と存じますが、奮ってご参
奈良県防災士会令和4年度スキルアップ研修を12月18日日曜日に三宅町文化ホールにて開催しました。
当日は、47名の防災士が末田理事長、植村副理事長の熱心な講義を受講しました。
テーマは「研修・実技の進め方と災害発生時の防災士の行動」「避難所運営訓練の進め方」「マイ・タイムラインの進め方」「地区防災計画の進め方」の4講座、それぞれ50分間の内容でした。
受講者からは、「まちあるきの視点について」「集団を統制するコツについて」といった質問があり、それぞれ講師が答えました。
講義の合間では、参加された防災士同士のつながりのために挨拶するシーンもあり有意義な1日となりました。
講師役を務められた末田理事長、植村副理事長、ならびに受付や物販など運営にご協力いただいた皆さまありがとうございました。
日本防災士会令和4年度支部長会議が東京会場と大阪会場でそれぞれ開催され、末田理事長、植村副理事長、八幡領理事が出席しました。
冒頭、室﨑理事長より挨拶があり、「日本防災士会は信頼される団体へ更に向上を図る必要がある。組織の近代化、体制づくりを図ってまいりたい。」
といった趣旨の発言がありました。
議題は次の通り。
(1)2022年度 事業計画への取り組み状況について
(2)支部支援金及び支部連絡協議会の助成金の申請について
(3)支部支援金申請書の理事による監査的チェックについて
(4)2023年度理事の選任について
(5)組織強化に向けて~支部活動の手引き~
(6)支部長自己紹介及び活動事例発表
令和5年度にかけて会員管理システムが導入されます。本部会報80号を精読願います。
さる11月26日に開催された「地域防災力充実強化大会 in 奈良2022」(主催:総務省消防庁)の様子が奈良新聞で紹介されました。
この大会には奈良県防災士会から植村信吉副理事長兼相談役がパネルディスカッションのパネラーとして参加しました。
(報告:植村防災士)
20221218_奈良新聞掲載記事令和4年12月17日(土)葛城市中央公民館において、奈良県地域婦人団体連絡協議会の主催により「防災学習会」が実施され、婦人会から50名の方が勉強会に参加されました。奈良県防災士会からは末田防災士が講師として講演を行いました。地域婦人団体連絡協議会の防災学習は2020年に続いて2回目になります。
主催者からは「防災でまず一番気をつけなければならないこと」をということで、命を守る行動と準備についての講演を行い、参加者の皆さんが主となる題材として「家族会議」を提案しました。当初参加者は「防災学習は面倒だけど、やっておかなければいけないこと」と言われていましたが、無理のない範囲でご自身の得意なことや、やりたいことからコツコツ進めることと、防災の話は誰から聞くかが大事なので、自分はなかなか実行できなくても、家族や友達に教えてあげたら、その方は実行される可能性が高いので、思いついた方の名前をメモしておいてくださいと話しました。また非常食についても実行しやすい方法を提案しました。期限切れになっても食べる気がしないような非常食は、災害時に食べるのもしんどい。普段食べているもののローリングストックも推奨されているが、なかなか実行できないことなので、いっそのこと自分が食べたい、テンションが上がるもので賞味期限が比較的長いものを買っておけば、例えば1年後に食べるのも楽しみになるし、災害時に頑張っていく糧になります。
最初は「眠らないように頑張って話を聞きます」と言われていましたが、皆さん眼を輝かせて聞いていただけたので、少しはお役に立てたかと思います。
<末田政一 防災士>
2022年12月10日(土)王寺町政策推進課が主催する町民ワークショップ「ゲームで学ぶ防災編」が開催
され、一般公募で計36名、王寺町役場より7名、奈良県立大学より6名の計49名、及び奈良県防災士会から
は村山防災士、板垣防災士、八木沢防災士の3名がワークショップに参加しました。
コロナ禍でもあり、各会場では席の間隔を空ける等の感染症対策を十分実施した上での開催でした。
午前は南義務教育学校太子学舎で南エリア地区の方が参加。政策推進課 村田様、自治連合会会長井村様より開会
挨拶を頂きました。続いて王寺町防災士ネットワーク 池田会長による避難所運営ゲームHUGの説明があり、通常
HUGで使用する学校の図面ではなく、王寺町の指定避難所「いずみスクエア」を想定。実際に災害が起きた際使用
する避難所想定なだけに、参加された方々にも緊張感が伺え
ました。5つに分けたテーブルには、住人・役場職員・大学生が交互に入り、自己紹介が終わるとゲーム
開始。初めて体験される方もおり、次々と繰り出される避難者カードに戸惑いながらも、みんなで意見を
出し合いながらゲームを進めました。途中村山防災士が緊急地震速報を鳴らし、机の下へ避難する様
指示する場面もありました。ゲーム終了後は他のテーブルの見学をし、自分のチームと異なる運営をし
ている状況は、皆さん非常に参考になった様です。総評を奈良県立大学 高津教授より頂き、午前のワー
クショップは終了しました。午後は北義務教育学校へ場所を移し、防災士ネットワーク訓練部会が主
となり、中央エリア・北エリアの住民の方々とHUGを行いました。振り返りでは、ペット・トイレ・ゴミ・歩行
困難な方への対応・個室とアリーナとの振り分け等、チームで課題となった事が発表されました。
今回のHUGは、1つのテーブルに行政・地域住人(自治会長)・大学生が同じ課題を共有し、意見を出す
貴重な場であったと感じます。防災をきっかけとした各地域との横のつながりが、今後の町づくりの基本
になると感じたワークショップでした。奈良県立大学 高津教授 学生の皆様、長時間お付き合い頂き
ありがとうございました。
<報告:八木沢 防災士>
令和4年12月11日(日)大和高田市今里自治会館ならびに今里町内において、今里町自治会自主防災会の主催により「防災講演会と防災まちあるき」が実施されました。本訓練は奈良県の「地域防災力支援ワークショップ・自主防災訓練支援事業」の一環として行われ、大和高田市からも支援を得て、今里町自治会の班長28人が参加しました。
講師には奈良県防災士会から植村防災士、村山防災士、板垣防災士、小山防災士の4名が招かれました。前半は小山防災士が「南海トラフ大地震について」と題して講演を行い、同じ海溝型地震である「東日本大震災」の発生の瞬間の映像をご覧いただくなどして、海なし県の奈良県であっても「南海トラフ大地震」が脅威となり得ることを紹介しました。後半は今里町を4つのエリアに分割し、4グループに分かれて「防災まちあるき」に出掛けました。参加者は「防災まちあるき チェックシート」を手に、南海トラフ大地震で想定される震度6弱〜6強の揺れが今里町を襲ったと想定して、「安全な場所」「災害時に役立つと思われる物や店」「災害時に役立つと思われる人」「危険と思われる場所や道路など」を確認して回りました。ふり返りの時間ではグループ内で意見集約した後、各リーダーが代表して発表を行い、参加者全員で情報を共有しました。
訓練後のアンケートでは、「南海トラフ地震といわれていても具体的に考える事はなかったが、今日のビデオを見て実感がわきました」「地域の危険な所、安全な場所が回ってみてよく分かりました」「普段上を見上げることがないので、かわら等の状況を確認出来てよかった」「消火栓がある場所がわかった」「井戸の使用が出来る所も数カ所あり、心強く思った」「このような研修、0回と1回とでは大きく違うので参加してよかった」「参加の皆さんと共に行動出来てよかった」「今里町の班長だけでなく、全員の人達(班毎に)体験できればいいと思いました」などの声が寄せられました。
<報告者 小山防災士>