斑鳩町三室自主防災組織防災講演

令和元年10月27日(日)午前10時から、斑鳩町西公民館において、「三室地区自主防災組織・自治会」主催で、組織初めての防災講演会が行われました。参加者は、防災組織の役員さんや自治会の方々で、25名でした。奈良県防災士会から、板垣が講師として、「風水害のタイムライン」と題して、講演をしました。今回の関東・東北・長野の水害をふまえ、参加のみなさんが真剣に討議されているのが、印象的でした。

(報告者:板垣防災士)

川西町連続防災講座第1回

10月20日(日)に川西町文化会館サークル室にて、川西町防災連続講座 第一回「水害に備えよう〜大雨が降ると川西町はどうなるの?」が開催されました。本講座は日赤モデル奉仕団事業として、川西町赤十字奉仕団から奈良県防災士会が依頼を受けたもので、「いざというときのために やってみよう!防災」と題して計三回が行われる予定です。
第一回「水害に備えよう」では26名の方にご参加いただき、川西町の水害リスクや早期避難の大切さについて一緒に考えていただきました。近年頻発する豪雨災害に加え、令和元年台風19号による甚大な被害が発生した直後でもあり、どなたも大変熱心に取り組んでおられました。
参加者アンケートでは、講座内容は今後の防災の備えに役に立つというご意見を多数いただきました。本講座が防災を身近なこととして考える一助となれば幸いです。     (小山英子防災士)

生駒市生駒第二小学校区防災訓練

9月28日(土)に生駒南第二小学校区内の「南小平尾」「北小平尾」「萩の台」「東山」「ローレルコート萩の台」「ローレルコートエスタ萩の台」各自治会合同の防災訓練に参加しました。 「ローレルコート萩の台」「ローレルコートエスタ萩の台」のマンション自治会では集合住宅特有の防災講座を行い、災害に備えるための学習を行いました。 「南小平尾」「北小平尾」「萩の台」「東山」の各自治会ではそれぞれの自治会館、集会所へ参加者が参集し、避難所となる生駒南第二小学校まで「まちあるき」で危険箇所抽出を行いました。

全自治会が小学校図工室に集合し、「防災マップ作り」を行い、危険箇所などを参加者全員で共有。続いて、ハイゼックス袋で炊飯実習を行いました。訓練場所を体育館へ移し、「防災紙芝居」「シェイクアウト」「真っ暗体験」など行いました。  (報告者:八幡領防災士)

防災リーダー研修

令和元年度の奈良県防災リーダー研修が10月13日(日)奈良女子大学において、280名の受講者で開催されました。奈良県が主催する3日間の研修で新たな防災士を養成する講座です。
本年度から実技講座が必須となったため、奈良県防災士会から14名の防災士が参加してHUG(避難所運営ゲーム)研修も行いました。まず植村理事長が「防災士の役割」として講義を行い、その後3部屋に分かれてHUGの体験をしてもらいました。通常のHUGをする時間がとれないので、少し違った体験版となりましたが、皆さん熱心に取り組まれていました。
各地で災害が多発して防災意識が高まる中で、新しい防災リーダーの活躍は頼もしい限りです。地域や職場、家族のために知識を役立てていただきたいと思います。
<末田政一 防災士>

 

防災講演会の案内

伊藤東洋雄防災士(王寺町在住)から以下のとおり「防災講演会」の案内がありましたのお知らせします。
なお、参加申し込みは別紙のとおり、直接主催者まで.

日時: 令和元年(2019年)11月2日(土)  13時~16時
場所: 大阪府立 男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)5階 セミナー室

NPO法人都市災害に備える技術者の会)

 

 

19,10,07-1 佐藤健一氏講演会案内状(�最終)

台風19号被災地の状況(10月15日15時現在)

台風19号の被害状況の報告です。
テレビや新聞でも報道されていますが、その被害は甚大です。
北は、岩手県から西は長野県まで12都県で死者74名、行方不明12名(毎日新聞報道)とのことで、国交省の発表では、7県52河川73ヶ所で堤防決壊が確認された(10月15日、15時現在)とのことです。
未だ被害の全容が掴めてない自治体も多く、その全容は明らかになっていません。

また、本部からの情報によりますと、信濃川下流域の新潟県長岡市でも甚大な被害が発生しているとの情報も入っております。
奈良県防災士会として、なにができるのかについて、義援金や災害ボランティアの派遣及び被災都県支部への支援も含めて、本部と協議しながら現在調整中です。

すでに各地域では災害ボランティアセンターが開設されたり、その準備に入っているようです。
最近のボラセン設置状況は、全国社会福祉協議会HP参照
全社協HPボランティア情報

大型で非常に強い台風19号に備えてください

台風19号が接近しています。
11日12時の時点で父島の西北西450km(28.1度N、137.8度E)を北北西に時速25kmで進んでいます。中心気圧925hPa、最大風速50m、暴風域の半径300km、強風域の半径700kmの大型で、非常に強い台風です。

今後、対流圏中層の風に乗り次第に進路を北から北東に変え、明日昼過ぎ近畿地方に最接近する見込みです。近畿地方は70mm/hの非常に激しい雨、30mの暴風が予想されています。

防災士として台風に備えて下さい。
早めの避難を呼びかけて下さい。率先避難者として行動して下さい。自治体が発令する「準備情報」「勧告」「指示」にも素早い対応をお願いします。

御杖村防災訓練

 

令和元年10月6日(日)御杖村菅野体育館において、御杖村防災訓練が行われ、各地区の役員さんと一般参加者、役場職員合わせて約80名で訓練を実施しました。
第一部の避難訓練では御杖村の人口の約3分の1「480名」の方が参加されました。昨年の訓練の反省で、事前に役場から非常持出袋を配布した甲斐があって、多くの方が持出袋を持って避難をされていました。山間部は支援が遅れがちになるので、必要な物は各自で準備する素晴らしい取り組みだと思います。
第二部の防災訓練には奈良県防災士会から10名の防災士が参加。地震対応の寸劇、避難所講話の後、2班に分かれ「ロープワーク」と「身近な物を使った応急手当」を練習してもらいました。
御杖村防災訓練は今年2回目で、昨年度は奈良県自主防災支援事業として行われ、本年度は役場主体で開催されました。皆さん熱心に取り組まれていましたので、将来的には役場に頼らず地区ごとが主体になって継続して進めていけるようにアドバイスさせていただきました。
<末田政一 防災士>

天理市兵庫町防災訓練

令和元年9月22日(日)天理市兵庫町において南海トラフ地震(震度6強)を想定した「防災まちあるきマップ作成ツアー」が行われ、奈良県自主防災支援事業として奈良県防災士会から8名の防災士が訓練をサポートしました。第一部の「防災まちあるき」では兵庫町を4ブロックに分け、各ブロック10名程度の参加者に防災士が2名ずつ同行して、危険箇所の確認や災害時に役立つ場所や人材を探して歩きました。第二部では防災まちあるきで得られた情報を各ブロックの代表者が地図に書き込み、兵庫町全体の「防災まちあるきマップ」が出来上がりました。町内を防災目線で歩くことで、兵庫町のリスクと課題や長所を共有していただく機会になったと思います。

<小山英子防災士>