奈良県防災士会 登記完了拡大理事会 議事録 2015/09/27
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このたびの台風 18 号により被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
奈良県防災士会では、紀伊半島大水害における経験をいかし、防災士会本部、栃木県支部、茨城県支部、宮城県支部などと連携をはかりながら、災害ボランティア派遣や寄付などの呼びかけを行いたいと考えています。
現時点では、会員や防災士会本部、他県支部などから情報収集を行っております。
奈良県防災士会としての動きが決まり次第、ウェブサイトにてご報告いたします。
台風18号に伴い、茨城県・宮城県を中心とした地域で大水害が発生しました。現在も、自衛隊を始め、警察、消防、自治体など関係機関が行方不明者の捜索など、懸命の活動を行っていることは周知のとおりです。
私ども奈良県防災士会といたしましては、紀伊半島大水害を経験した者として「なにができるのか?」を考え、すぐにでも現地へ向かいたい気持ちです。
ただ、これまでの経験から、すぐに現地へ赴く行為はかえって現地活動の障害になる場合があります。したがって、現地での受け入れ体制が整った時点で、災害ボランティア派遣や、カンパ・寄付などの呼びかけを始めたいと思います。
会員各位におかれましては、現地の知人・友人、親戚の方々からの情報収集、現地でのボランティアセンターの情報などを集めて、県防災士会へ連絡をお願いします。
なお、県防災士会から、防災士会本部、栃木県支部、茨城県支部、宮城県支部などに連絡を入れています。現地の様子や、本部及び各県支部の取り組みなど、新たな情報がわかり次第、HPにて報告します。ご理解、ご協力をお願いいたします。
平成27年9月5日(土)6日(日)、東吉野ふるさと村において、奈良県防災士会主催の「野外災害サバイバル宿泊研修」を、宿泊15名と日帰り4名の合計19名で行いました。
初日はパーソナリティの菊地朋美さんをお迎えしての紙芝居研修を行い、前回の研修会で好評だった紙芝居の活用方法を学びました。
初日の実践講習では、缶詰やビール等の空き缶にアルミホイルとティッシュペーパーとサラダ油でランタン作りを皆で体験し、夜間講習の明かり確保の準備をしました。
災害時を想定した食事作りでは、3班にグループ分けをして、自宅にある物を持ち寄った材料で何が出来るかを実践しました。苦労するグループが出るかと思いましたが、予想以上の出来で普通のキャンプより豪華な食事となりましたが、災害時を想定して「ビニール袋」「竹」「空き缶」を使った炊飯を学びました。
日暮れより河原へ移動してのキャンプファイヤーでは、点火の仕方の講義から、子供向けに皆で楽しめる各種プログラムを実践。来年度の講習に向けての練習を行いました。
翌日はラジオ体操から始まり、昨日の材料を使って朝食作りは、短い時間で工夫して温かい食事を作りました。
災害に役立つ竹細工を寺川防災士の講義で、箸・スプーン・器・スコップ・炊飯器等の作り方を学び、知識を応用して皆で楽しく制作をしました。
午後からは雨脚が強くなり、川での講習は中止となりましたが、子供向けのゲームを実践したりして、楽しみながらも充実した二日間の研修会となりました。
今回の野外研修では、真面目な中にも遊び感覚で取り組めた事により、知識向上に加えて防災士同士の親睦も深まりました。
奈良県防災士会では、今後も楽しく学べる機会を設けていきますので、初めての方も気軽にご参加下さい。
<末田政一防災士>
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