平成27年度広陵町総合防災訓練(広陵中学校区)

「見せる訓練」から「命を守ることを考える訓練」への第一歩

7月26日(日)の畿央大学体育館(真美ケ丘中学校区)に引きつづき、8月30日(日)広陵中学校体育館(広陵中学校区)において2回目の広陵町地域防災訓練が実施された。

訓練想定は、9時02分頃に、奈良県北西部から四国にかけて走る中央構造断層帯が起因する地震が発生し、広陵町内にも多数の被害が発生した。

地震発生の合図で、町民は自らの身を守るシェイクアウト訓練、避難行動要支援者と共に避難、そして、炊き出し訓練が各自主防災会で実施された。

一方、職員は、災害対策本部の設置及び初動体制の確立がマニュアルどおりにできるかの検証訓練が実施された。

訓練終了後、自主防災組織を対象に、災害図上訓練「DIG」が実施され、奈良県防災士会がファシリテーター(山口 正春、植村 信吉、井上 清、末田 政一、杵島 良仁、北村 厚司、、柏田 勝幸、高岡 宏芳、板垣 伴之、村山 晴恵)を務め地域の災害に対する強み・弱み、地震被害の予測とその対策を地図を囲みながら和やかな雰囲気で実施された。

今回の図上訓練は、155人が参加し、自ら命を守ることを自ら考える訓練の第一歩が始まった。

<山口 正春  防災士>

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平成27年度奈良県総合防災訓練

災害対策法、及び地域防災計画に基づいた平成27年度奈良県防災総合訓練が、平成27年8月29日(土)、大和高田市総合福祉会館(ゆうゆうセンター)においてが行われ、住民の皆さん79名と関係機関及び協力団体の方々が参加されました。

訓練は「大和高田市を震源とする最大震度7の地震が発生、市全域において建物の倒壊、火災、道路の損壊、河川の決壊、ライフラインの寸断が発生し、対策にあたる各防災機関に出動要請、また住民は指定避難所へ避難し、その開設運営を開始した」との想定で行われ、住民は非常持出袋を持って避難所へ避難訓練のあと、各種の実技訓練体験をされました。

防災士会からは植村支部長をはじめ、奈良県防災士会の防災士16名と地元大和高田市の防災士が参加し、「避難所運営の基礎知識」「プチシェイクアウト訓練」「簡易担架の訓練」を指導しました。

住民の方々も訓練経験豊富な方のようで、更なる知識向上のために熱心に受講され、市の若手職員の方々も、指導できる立場になりたいとのことで、住民に混じって勉強されていました。

<末田政一 防災士>

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都祁地区紙芝居レポート

平成27年8月23日(日)、奈良市都祁地区の針農家組合集落センターにおいて「防災紙芝居」が行われ、針自治会の役員、消防団と地元の子供たち13名を含め約50名が参加されました。防災士会からは北村厚司防災士夫妻が紙芝居2作品の上演を努め、末田政一防災士が紙芝居のお話の中で紹介された、地震の時の身の守り方などを詳しく解説しました。小さな子供たちも含め、皆さんたいへん熱心に観賞され、物語を通して地震や火災の際の対応の仕方や避難の仕方を学びました。<北村厚司 防災士>

北村夫婦の息の合った紙芝居

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夏休みお天気フェアに参加

平成27年8月15日(日)、奈良市防災センターにおいて、奈良地方気象台(17名参加)、日本気象予報士会関西支部(10名参加)、奈良県防災士会(13名参加) 主催、「夏休みお天気フェア」が行われ154名の親子が参加されました。
(後援:日本気象協会、共催:奈良市防災センター)

支部から、植村理事長、木本 喜信、末田 政一、松尾 修、髙木 忠雄、奥田 彦英、大久保 喜治、田中 太加雄、北村 厚司、北村しおり、平井 紳二。板垣 伴之、村山 央 各防災士が参加し、新聞紙スリッパ、ポリ袋ポンチョ作り、段々ベット等防災グッズ展示を行いました。

皆さん、為になったと笑顔で帰られました。

<村山 央 防災士>

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はれるんクンのお出迎え

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気圧の変化でマシュマロが大きく、雪の結晶作り、竜巻作りなどの実験

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新聞紙で簡単にりっぱなスリッパが作れます

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ポリ袋がポンチョに早変わり、簡単ゴミ箱にお母さん大喜び

2015年8月29日(土)平成27年度奈良県防災総合訓練の案内

奈良県防災総合訓練が下記のとおり大和高田市において開催されます。

この訓練は、災害対策基本法及び地域防災計画に基づいて、防災関係機関及び地域住民の参加・協力を得て、総合的な防災訓練を奈良県が毎年開催するもので、ここ数年は「被災地訓練」と「避難所訓練」に別けて開催されており、防災士会は「避難所訓練」に参加します。

防災士会会員におかれましては多数の参加をお願いします。

 

1.と き  平成27年8月29日(土)、9時~12時

2.会 場  被災地訓練:大和高田市総合公園他

避難所訓練:大和高田市総合福祉会館(ゆうゆうセンター)

※ 防災士会は、避難所訓練に参加します。

3.主 催  奈良県、大和高田市

4.防災士会連絡事項

◇ 集合時間:午前8時15分

◇ 集合場所:ハローワーク大和高田(駐車場)

※ 集合後、徒歩(7~8分)にて訓練会場へ移動

  • 服  装:訓練に適したもの。

(持っている方は、ベスト、帽子、Tシャツ着用。)

  • 参加申込み:奈良県防災士会までメールまたはFAXで。

(電話での申込みは受付ませんので注意して下さい)

Email nponarabousai@gmail.com

FAX 0745-56-5817

  • 当日の連絡先 090-4902-0901

◇  見学のみの参加OK

王寺町防災訓練

平成27年8月9日(日)、王寺町北小学校において「王寺町防災訓練」が行われ、住民の皆さん約200名と関係機関約80名が参加されました。

昭和57年水害を教訓に水害対策確認訓練を目的とし、行政側は「避難行動をとる判断ができる知識と情報を提供する」、住民側は「災害リスクを認識し、どのような避難行動をとるべきか」を趣旨として行われました。
自衛隊による道路啓開訓練、西和消防署による救出訓練、消防団・町職員による土のう積み及び、資機材取扱訓練があり、防災士会からは「植村信吉、柏田勝幸、高岡宏芳、高木忠雄、板垣伴之、伊藤東洋雄、末田政一」各防災士による、ロープワーク、三角巾、簡易担架の実技訓練を指導しました。
連日猛暑の中の訓練となりましたが、皆さん熱心に受講され、継続して行っていく大切さを学びました。

<末田政一 防災士>

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【会員各位】2015年9月5日(土)・6日(日)防災キャンプ参加者募集

【会員のみなさまへ】

下記のとおり、防災キャンプを行います。つきましては参加者を募集します。

奈良県防災士会では、来年度以降、子ども向けの防災教育に力を入れていく予定です。今回のキャンプは、来年度以降の子ども向け防災キャンプ実施を念頭に、どのような研修内容がいいか試験的に実施してみることや、会員のスキルアップを目的としています。

以下に記す集合時間、参加費、研修内容などについて、最終確定していない要素があります。変更する可能性がある点、ご了承いただいたうえで申し込みをお願いします。情報が確定し次第、ご案内させていただきます。

 

日時:2015年9月5日(土)~6日(日)

場所:ふるさと村(奈良県吉野郡東吉野村大字大豆生739)

http://www5.kcn.ne.jp/~furusato/

集合:2015年9月5日(土) 14時(予定) 現地集合

参加費:3000円程度(予定)

持ちもの:食料(避難所への避難を想定し、自宅にあるもので持ち寄れるもの。冷蔵庫にあるものや、野菜、缶詰など。 ※キャンプのためにわざわざ買って用意しないこと)、米2合、飲み物(お酒含む)は各自で持参

服装:野外活動にふさわしい服装

研修内容(案):周辺の安全確認、焚き火での食事作り、川遊び、ロープワーク、竹細工、暗闇体験(肝試し)など

定員:両日参加の方(5日の宿泊を伴う方)、先着12名 ※日帰りの場合、定員に関係なくご参加いただけますが、人数把握のため必ず申し込みをお願いします

申込締切:8月14日(金)

問合せ&申込先:奈良県防災士会 事務局 mail@bousainara.com